私は、ドクターマーチンの3ホールシューズと8ホールブーツを持っています。
とても気に入っているんですが、どちらも靴紐が面倒だなと思っていました。
ドクターマーチンを履く時は、足を入れてから靴紐をギュギュっと締めつつしっかり結ぶのが基本。
そうすると足が靴の中で固定されて歩きやすいんですが、この状態だと絶対に足は抜けません。
つまりドクターマーチンを脱ぎたい時は、靴紐をある程度ほどいて、緩めないといけないんです。
このように着脱の度に『靴紐を結ぶ・ほどく』を繰り返さないとならないマーチンに、ちょっぴりイライラ…。
でもある時、それを解決する方法を見つけたんです。
誰でも簡単にできる方法なので、ぜひ参考にしてくださいね!
マーチンの紐の面倒さにはこの靴紐だ
まず最初に、私が持っているドクターマーチンの3ホールシューズと8ホールブーツをご紹介します。
私が持っている3ホールシューズはこれです。
3ホールの定番といえば、この1461シリーズ↓
これと靴の形は同じですが、ヒールがあるレディースものです。
ちなみに靴の革は、スムースレザーという固く光沢感のある革のタイプですよ。
それと8ホールブーツはいくつか持っているんですが、今回登場するのはこちら↓
バレンタイン時期に販売される、限定モデルです。
これは2019年のモデルだったと思います。
革はナッパレザーという、柔らかめの革が使われていますよ。
(↓別の記事でも登場しています↓)
でも形としては、定番の8ホールブーツのこの1460
と同じです。
今回は3ホール・8ホールとも、多くの人が持っている定番の形のものを使いながら紹介していきます。
お持ちの方は、ぜひ参考にしながら読み進めて下さいね!
さてさて、これらの靴が簡単に脱ぎ履きできるようになる方法についてですが…
『ゴム製の靴紐を使う』ことで解決できるんです!
ゴム製だと、靴紐を結んだままでも履き口を引っ張って大きく開かせることが可能。
つまりは、ドクターマーチンを着脱する度に『靴紐を結ぶ・ほどく』をやらなくて済むってわけです。
ゴム製の靴紐はハイカットのスニーカーや、紐を結ぶのが難しくてできない子供靴などの用途で販売されています。
これをドクターマーチンの3ホールシューズや8ホールブーツにも使えば、靴紐を結んだままで足が出し入れできるんですよ。
靴紐の結び方は普段通りでOK。
今ある靴紐を、ゴム製のものに取り換えるだけでいいんです。
ゴム製の靴紐のメリットとデメリット
このあと実物のゴム製の靴紐を紹介します。
でもその前にまずは、メリットとデメリットをお話ししておきますね。
耐久性と固定力が劣るのが残念
ゴム製の靴紐のデメリットは、こちらです。
- 劣化が早いこともある
- 固定力は純正より劣る
輪ゴムって物に長期間はめたままにしておくと、ダルダルに伸びてしまったり切れたりしますよね。
髪を結う時に使うゴムも徐々に伸びていって、使い込むと最終的には切れてしまいます。
今回紹介する靴紐はまずまずの耐久性があるので、すぐに切れたり伸びたりするわけではありません。
でも純正の靴紐に比べたら、そういった劣化症状は出やすいと言えるでしょう。
ゴム製だと伸縮性があるぶん、靴に装着している間は常に引っ張られる力が働いています。
だから劣化していくのは仕方がないですよね。
また靴紐で靴の中の足を固定する力も、純正よりは劣ります。
純正のものは伸縮しないので、きっちり締めれば締めるほど、靴の中で足が固定されますよね。
ゴム製の方は強めに締めることはできても、完全に足を固定することはできません。
でもまぁ歩くのに支障が出るほどではないので、あまり気にはならないと思いますよ。
ほどけにくく、結んだまま着脱できる
続いて、メリットはこちらです。
- ほどけにくい
- 結んだままで着脱が可能
またまた輪ゴムを例に出します(笑)
輪ゴムで結び目を作ろうとすると、最後に結び目を小さく引き締める時に、結構きつく締まりません?
しかもほどけにくい。
これと同じ原理で、ゴム製の靴紐もきつめに締まって、ほどけにくいと私は実感しています。
靴紐ってほどけやすいとイライラしますよね。
ゴム製に変えることで、そのストレスも減りますよ。
また、今回のテーマである『着脱のしやすさ』が最大のメリットです。
伸縮することで足がスムーズに出し入れできます。
これはゴム製の靴紐だからこそ、なせる業ですね~。
ではこれから、実際に私が使っているゴム製の靴紐を詳しくご紹介していきますね。
私が使っているゴム紐を詳しく紹介
私が使っているゴム製の靴紐について、3ホール・8ホールそれぞれご紹介していきます。
なお、私の足のサイズ感についてですが
- 足幅は標準~やや広い
- 甲の高さは普通
- ふくらはぎはやや太め
です。
ドクターマーチンを履く時は、靴紐はビシッときつく締めるよりはやや、ゆとりがある感じにしています。
靴紐を締める感覚は、カジュアルにスニーカーを履く時と同じです。
足幅が狭かったり靴紐をきつめに締める人は、標準の足幅の人やゆるめに締める人よりも紐が余りますよね。
そういったサイズ感の違いもふまえた上で、これから出てくる画像を参考にご覧頂ければと思います。
3ホールは70cmより短くて良さそう
まず、私の3ホールの靴をご覧下さい。
ゴム製の靴紐がついているパターン
純正の靴紐をつけたパターン
ゴム製の靴紐の方が長さが余ってしまっているので、蝶結びの輪っかが大きくなってしまってますが…
純正の靴紐がついているのと比べても、そこまで違和感はないと思ってます。
そんな私のゴム製の靴紐は、これです↓
これを装着した3ホールのドクターマーチンの履き口は
こんなに広がります。
上から見た図
これだけ履き口が広がれば、靴紐はそのままで着脱できますよね。
なお、履き方と脱ぎ方は
【履き方】
- タンを片手で押さえつつ、つま先側に向かって押し広げる
- 足をつま先部分に向けて入れる
【脱ぎ方】
靴のかかとあたりを持ち、足を後方上に抜く
です。
やってみれば感覚でわかると思います(笑)
さて、私が使っているのは、長さが70cm(細いタイプ)のものになります。
紹介したネット通販では、靴紐の長さが60、70、80cmの中から選べるんですが…※時期によっては入荷していない長さもあるようです
結論を述べると、70cmより短め(=あれば60cm)がおすすめです!!
私が70cmを選んだのは、3ホールの純正の靴紐の長さが65cmだったからなんです。
短くてギリギリよりも、長い方が失敗しないと思ったからね。
でも画像を見てわかる通り、少し長いと感じているんですよ~。
そのため使用中は、実際の長さよりも長くなっているということに注意です。
というわけで、買うなら70cmより短いもので良いと思います。
先程の画像のようにちょっと余っても余裕があったほうが安心だという人は、70cmでもいけますよ。
8ホールは140cmより短めでOK
お次は8ホールブーツです。
先程と同様に、まずは画像で比べてみましょう。
ゴム製の靴紐がついているパターン
純正の靴紐をつけたパターン
写真の色味がちょっと違うのでわかりにくいかもしれませんが、こちらの2つは靴紐の雰囲気がちょっと異なります。
ゴム製の方は平紐といって、きしめんのように平らな形状の靴紐です。
それに対して純正は丸紐という、立体的な紐になります。
なぜこうなったかというと、私がネット通販で探した時に見つからなかったから。
ゴム製の丸紐タイプでブーツに合う長さのものが、何故か(今も)無いんですよねぇ。ありました!後ほど紹介します!!
結構探したけど、私が見落としているだけかなぁ~?
そんなわけで私が買ったのはこちらです↓
これを装着した8ホールのドクターマーチンは、
ここまで広がります。
力を加えないと、これくらいです。
こちらも結構履き口が広がりますよね。
履き方と脱ぎ方ですが
【履き方】
- 履き口の左右を両手で持ち、力を入れて押し広げる
- 足を、つま先から一気に靴の中にエイヤッ!と入れる
- タンを上に引っ張って、全体を整える
【脱ぎ方】
かかとあたりを持って、足を履き口に向かって引っこ抜く
となります。
8ホールは筒の部分があるので、履く時に足を入れるのにちょっと力が要ります。
でも慣れてコツがつかめてくると、さほど大変ではありませんのでご安心を。
さて、私がブーツに使っているのは、黒色の140cmのゴム製靴紐です。
先程のネット通販だと、紐の長さは100、110、140cmと選べます。※時期によっては入荷していない長さもあるようです
が、結論を述べますと、8ホールには140cmより短い方(=あれば110~120cm)が良いと思います!!
私は純正の8ホールの靴紐が140cmなので、無難に同じ長さにしました。
その結果…長かったんです~(泣)
画像ではむしろ余り部分が短めになっていますが、これは長すぎて余ったのをどうにか足首に回した結果です。
6か7ホール目まで紐を通して普通にちょうちょ結びをしたかったんですよ、私は。
でも余ってしまったので、仕方なく足首にも巻いて履いてました。
それか足首に巻かず、余った先端を、締めた紐のバッテン部分に通してしまい込んでました(昔部活で走る時やってたスニーカーのように)。
ちなみに足首に靴紐が巻き付いてたら、着脱時はちょいきつめになります。
なので、足の甲を締めたあとちょうちょ結びでスッキリ終了できる長さが理想。
ということで、140cmより短めがおすすめです。
(※丸紐タイプでおすすめの長さがありました↓↓)
画像で装着しているものより20~30cmも短いとちょっと不安かも知れませんが、大丈夫ですよ。
なぜなら、私のぐるっと巻いていた足首(ふくらはぎ手前)の部分がちょうど30cm弱だから!
突然の太さ暴露。
つまり私のよりも20~30cm短い120cmや110cmの靴紐を買うと、『7ホール目まで靴紐を通して、足首まわし無し』でちょうちょ結びできるはずです(私と同じ足&足首のサイズ感であれば)。
ドクターマーチンの8ホールブーツって、靴紐を通すのを6ホール目までにして結んでしまう人も多いんですよね。
だから、もし7ホール目まで紐を通すとギリギリであれば、6ホール目まででも全然おかしくありません。
それと私よりも華奢な人はもっと靴紐を締めて履けるので、余り部分が画像のものよりも長めになると考えて下さいね。
ゴム製にしたら微調整をお忘れなく
先ほど3ホールシューズ、8ホールブーツのゴム製の靴紐のおすすめを紹介しました。
ここでゴム製の靴紐について、気を付けてほしいことがあります。
ゴムで出来ているので、締める(=伸ばす)強さによって、余りの長さや着脱時のきつさがだいぶ変わるんですよ。
だから紐をゴム製に替える時は、実際に自分の足を入れながら何度か紐を締めてみて、締め付け具合を微調節しましょう。
いくらゴムでもきつく締めたら、足を抜くのにすっごく腹筋使わないといけなくなります。
抜く途中で靴下も脱げます
そうならないよう、自分にとって快適な締め具合を探してみて下さいね。
緩すぎず、きつすぎずの丁度良い締め具合にしておきましょう。
靴紐を緩めに結ぶのはイマイチ
私はドクターマーチンの純正の靴紐を使っていた頃、いちいち紐を結んだり解いたりするのが面倒だったんです。
そこで思いついたのが、
スニーカーのように、緩く結んでおけば足が出し入れできるじゃん!
という方法。
これなら用意する物ナシ、お金もかからずすぐ実行できちゃいます。
でも結果は、3ホール・8ホールとも非常に歩きづらかったです…。
3ホールは足の甲がカパカパしてかかとが浮いて、走ったらすぐ脱げそう。
8ホールはそれなりに歩けるけど、足首から上がゆるゆるだからブーツがすごく重く感じました。
なんか、ドクターマーチンの良さが半減して損した気分。
それに歩いている時に脱げたら危険だしね。
だから、無理して純正の靴紐を緩めに結んでおくのはおすすめしません。
ストレスを感じながら履き続けるよりも、ゴム製の靴紐に変えちゃいましょう!!
ぞくぞく登場するドクターマーチン製品!
最新モデルをチェックするならこちらから飛べます↓
まとめ
ドクターマーチンの靴紐について、結んだり解いたりが面倒な問題の解決法をご紹介しました。
ただゴム製の靴紐に替えるだけでOKです。
購入する際は、ご紹介した長さを参考にして下さいね。
着脱が楽になれば、ドクターマーチンをいつでもどこでも履いて行けます。
純正の紐を緩く締めているより、ゴム製のものできっちり締めた方が安全ですしね。
ドクターマーチンの靴、カッコ良く履きこなしましょう!