土屋鞄製造所(つちやかばんせいぞうしょ)のディアリオ「2Wayトート」。
公式サイトでスタッフが愛用しているという紹介記事を見て、一目惚れしたのがこのバッグでした。
2019年の春先に購入しました。
今回はこのトートバッグについて、レビューしていきます!
ディアリオ「2Wayトート」とは
【ポケット】内側に3つ(うち1つはチャック付き) 【その他備品】Dカンあり
「2Wayトート」は土屋鞄製造所というブランドの、ディアリオというシリーズのトートバッグです。
ディアリオシリーズについては先日「ギャザーショルダー」のバッグレビューでも触れていますが、表面が平らで綺麗な厚い革で作られているものになります。
革のエイジングがわかりやすく、使い込むほどに愛着が湧くシリーズですね。
色はこの茶色のみの展開。
2Wayトートは、その名の通り『手持ち』と『ショルダーストラップ』を使った持ち方の2種類ができるトートバッグです。
厳密にいうと、ショルダーストラップを使った持ち方として“肩掛け”と“斜め掛け”の2通りが可能なので、3Wayトートでも良いのでは?と私は思っています。
性別や年齢を問わないシンプルなルックスに、B4サイズのノートまで入る容量の大きさ。
とても人気があって、販売されてもすぐに売り切れることが多いトートバッグなんです。
見た目について
それでは実物を詳しくレビューしていきますね。
まず、見た目から。
気になる所:結構大きい
B4サイズのノートが入るので、そりゃあトートバッグだって大きいことはわかっているんですが、やはり大きいです。
(自撮り画像は鏡のホコリが目立っていますが、見なかったことにして下さい)
斜め掛けにしたバッグ本体を前に持ってきても、まだ身体の横まで革があります。
このサイズ感、自転車のカゴには縦に入れるか、斜めに置くようにしないと入りません。
しかも、ディアリオシリーズに使われている革って新品時はとてもハリがあって硬いんですよね。
だから初めて持ってみた時は、まるで分厚い革で出来た大きな筒を持っているようだ・・・と思いました。
でも使っていくうちに革が柔らかくなって、くたっとして新品時ほどの威圧感は感じなくなってきますのでご安心下さい。
ちなみに底の部分はしっかりしていて頑丈なので、使い込んでもほとんど柔らかくなりませんよ。
荷物を入れた際の強度が必要だから、当たり前です。
良い所:エイジングすると超おしゃれ
この2Wayトートに使われているディアリオの革って、エイジングしてくるとツヤツヤ飴色の見た目になるんです。
そして、新品の頃のごわついた手触りが一切なくなり、くたっとした革に大変身します。
そのこなれた感じになった2Wayトート画像が、公式サイトの紹介記事で見られるんですが・・・超おしゃれ!
私も早くあんな風に革を育てたいなぁ~。
もちろん、パリッとしている間も全体的なデザインはカッコいいので、胸を張って持ち歩けるバッグではあります。
でもエイジング後の状態を考えたら、つい撫でまわして早く柔らかくしたいと思ってしまうんですよねぇ。
使い勝手について
見た目だけでなく、実際に使いやすいかどうかって気になる所ですよね。
これから使い勝手について、正直にお話しします!
気になる所:大容量ならではの悩み
2Wayトートは大容量なのがウリ。
でもそれゆえに気になる2つの点があるんですよね。
中身が見えやすい
トートバックでは全体的に言えることですが、色々入れられるように物の取り出し口がガバッと広く開く分、持ち運びの最中でも中身が見えてしまうんですよね。
この2Wayトートでもそれが当てはまり、手持ちや肩掛けにすると取り出し口から中に入っている物が結構見えます。
しかも肩掛けの時は、背中側の隙間からこっそり物が取り出せてしまいそうで、なんだか不安。
そこで少しでも隙間を減らすためにどうしたら良いかと考えた結果、取っ手をまとめておくことにしました。
東急ハンズで取っ手をまとめるために売られているバンドを購入し、2Wayトートに付けています。
これで取っ手同士が離れないようにしておくと、取り出し口が広く開かないので安心。
色がこれしか無かったのでちょっと目立ちますが、不安なまま使うよりはずっと良いです。
ちなみに斜め掛けスタイルの時は、取り出し口が背中にぴったりくっつくので心配ご無用。
中身は殆ど見えませんよ(このあとの画像参照)。
容量いっぱいに入れると重すぎる
2Wayトートの重さはなんと、1kgもあります。
バッグの大きさがあるので、使われている革のぶん重いのは仕方ないんですが・・・。
これに荷物の重さが加わると、結構重くなります。
ノートや書類も容量的には余裕で入れられるんですが、がっつり入れると重量が筋トレの域に達しますので要注意。
車移動がメインの人はさほど気にならないかも知れませんが、徒歩移動が多い人は、入れる物の重さに注意が必要です。
手持ちのスタイルだと重さをダイレクトに感じやすいので、おすすめはストラップを使った肩掛けか、
もしくは、斜め掛けで背中に密着させて背負うスタイルです。
でもトートバックらしく、手持ちスタイルで持つのが一番かっこいいんですけどね・・・。
荷物の重さによって、持ち方も柔軟に変えられるのが2Wayトートの良い所。
うまく使い分けましょう。
良い所:やはり大は小を兼ねる
さて、お次は使い勝手で良いと思っている2つの点です。
幅や大きさがあることって、やっぱり使いやすいなぁと実感していますよ。
ストラップが幅広で快適
2Wayトートのストラップは、幅が4cmもある幅広タイプ。
取り外しはできないので、使わない時も側面かバッグの内側にだらんと下げておきます。
長さ調整はベルト穴じゃなく、微調整が効くバックル(スライダー)式です。
このストラップ、肩にかけてみたら食い込み感が無いことに驚きました。
幅が広いおかげだと思います。
肩の1点だけに重さがずしっと来るのではなく、肩全体で支えている感じがします。
大きな2Wayトートですが、ある程度革が馴染んでくると、持った時に身体にフィットしてくれるんですよ。
少し短めにして背中に密着するように斜め掛けすれば、歩くたびにブラブラ揺れて気になるという事態もゼロ。
ストラップの感じは、持っている土屋鞄シリーズの中でもこれが1番快適だと思います。
何でも入る安心感がある
先程、物を入れすぎると重くなって持ち運びが大変だと書きました。
でもやっぱり、色々と物が入るというのは安心感がありますよね。
さて出かけるか~ってなって必要な荷物を用意する際、大抵の持って行きたい物は入ります。
バッグがパンパンになることが少ないので、荷物を選別するわずらわしさはありません。
出先で予定外の買い物をした時や、貰い物をした際も、ポンとバッグにしまえるのは便利。
中に入れる物の総重量にさえ気を付ければ、仕事道具もプライベートの持ち物もなんでも来い!です。
まとめ
土屋鞄製造所のディアリオ「2Wayトート」のレビューをしました。
このトートバッグは男女問わず人気があって、気になっている人も多いようです。
公式サイトでも大容量とうたっているだけあり、バッグも大きいです。
新品時のどでかい感じに驚くかも知れませんが、革が馴染むと落ち着きが出て、扱いやすくなるのでご安心下さい。
エイジングしてきた2Wayトートは、とってもカッコいいんですよ~!
バッグの重量については、中に入れる物や持ち方を色々工夫してみて、自分に合ったやり方を見つけるのがおすすめ。
ディアリオの2Wayトートは、お出掛けに必要な物がしっかり入って頼れる相棒です♪