私は履き心地の良いビルケンシュトックが大好きで、いくつか製品を持っています。
ビルケンシュトックってサンダルやクロッグだけでなく、パンプスや靴もあって種類がとても多いんですよね。
新作も定期的に発表されています。
そのため、新しいものが出る代わりに廃盤になってしまうものもあるんです。
今回とても残念なことに、私が狙っていたパンプスも無くなることが決定しました。
その話題をビルケンシュトックの店員さんとしていた時、廃盤について興味深い情報を教えてもらったんです。
それと廃盤後、また復活する可能性はあるのかという話まで聞けちゃいました。
ビルケンシュトックの欲しい製品が廃盤になったけど諦めきれない方、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
もしかすると復活が期待できるかも知れませんよ!
ビルケンシュトックでリズモアが廃盤に
冒頭でお話ししましたが、残念ながら私の欲しかったビルケンシュトックのパンプスは廃盤が決定してしまいました。
いずれ買おうと思っていたのは、このパンプス型のリズモアだったんです。
最近公式サイトをのぞいてみたら、何故か見当たらなかったんですよ。
ネット通販で探してみても売り切ればかりで、大きなサイズしか残っていませんでした。
そこでビルケンシュトックの店舗に電話して聞いたら、なんとリズモアは廃盤になることがわかったんです。
超ショック…一足遅かった…。
でもそこで、店員さんからレアな情報を教えてもらいました。
なんでも、リズモアの廃盤ってビルケンシュトックの中ではイレギュラーなケースなんだそう。
そして復活の可能性についても、「ありえるかも」とのこと。
通常の廃盤とは異なる今回の件について、これからお話ししていきますね。
単純に「製造中止」じゃない場合もある
ビルケンシュトックは、ドイツのブランドです。
だから殆どの製品の廃盤についての決定は、ドイツで行っていると思われます。
廃盤の理由はモデルチェンジや素材調達が難しくなった等、色々な事情があるはず。
それにより一定の製品は製造中止と決定され、我々はもう入手できなくなるというのが通常のパターンです。
でも実は、それとは違う例外の廃盤パターンもあるんですって。
リズモアは日本の会社都合で廃盤決定
ビルケンシュトックの店員さんによると、今回のリズモアの廃盤は、ドイツ本社の決定によるものではないそうです。
日本にあるビルケンシュトックの会社(おそらくBirkenstock Japan 株式会社)の都合によって、決まったとのこと。
どういうことなのかというと、リズモアの販売までの流れが関係しているんです。
リズモアって現在ドイツでは販売されていない、日本限定のモデルなんですって。
過去にドイツを含め世界的に発売されたことはあったが、定番シリーズにはならなかったそう。
しかし一旦廃盤になった後、日本のお客さんから欲しいという希望が多かったため、日本限定で復活を遂げたんです。
日本のみの販売のため、実は店頭に並ぶまでは、他のサンダルなどの定番商品とは違う流れで作られているんだそうで…。
定期的に日本の会社側からドイツのビルケンシュトックの工場に製作を依頼し、わざわざ作ってもらっていたということなんです。
だから今回のリズモアの廃盤は、ビルケンシュトック全体で「もう作らない」となったのではありません。
これまで定期的にお願いし続けてきた工場への発注を、「一旦辞める」という解釈になります。
なぜ発注を辞めることにしたのかは不明です(さすがにそこまでは聞き出す勇気がなかった)。
でもドイツ本社で「もうこのモデルは古いから不要だ!」と切り捨てられたんではない、と。
そうわかったら、ちょっとホッとしました。
似た系統のティッケルも無くなる
リズモアは、ビルケンシュトックのシリーズの中でもキレイ目に履ける貴重な存在でした。
今回すぐには入手できないと知って、じゃあ似たような雰囲気のティッケル↓
を買おうかなと思った私。
それを店員さんに話したところ、
実はティッケルも廃盤なんですよ~!
きっと、これは夢ですよね。
もう立ち直れませんって、、、
ショックが大きすぎて深堀りできなかったんですが、系統が似ているので、リズモア同様の流れによる廃盤ではないでしょうか。
ビルケンシュトックとして、キレイ目な靴の路線を辞めるってこと…?
もしくはその路線全体を一式リニューアルして、新たなモデルを販売する予定…?
色んな思いが交錯しますが、店員さんを責めても仕方ありませんね。
私は内反尖足になりやすい足でして、その辺のパンプスだと形が合わないんです。
そんな私が唯一快適に履けたのが、ビルケンシュトックのパンプスでした。
私にとってビルケンシュトックのキレイ目なシリーズは、子供の入学式や面接などの、人生で大事な場において無くてはならない存在なんです。
だからもし復活があるなら、切に願います。
ニーズによっては復活する可能性あり
願っているだけじゃどうにもならないので、話の流れで店員さんに復活の可能性はあるのかと聞いてみました。
すると、「ありえるかも知れませんが、現状では何とも言えない」という返事。
続けて「現在の春・夏期の発売予定の製品一覧内には無く、販売の可能性があるとしたら秋以降だと思います」と教えてくれました。
わからないで終わらせずに持っている情報をきちんと調べて、見込み時期まで教えてくれる対応が親切で感動です。
しかも神の一言が降臨。
お客様からの復活希望の声が多ければ、また販売する可能性もあると思いますよ!
希望の光が差しました。
そうですよね、もともと日本の会社側からドイツに頼んで作っていた物だから、またお願いする流れになればきっと復活できるはず(と信じたい)!
リズモア以外の型でも、この仕組みで作られているものであれば同じことが言えるでしょう。
復活のために私達一般庶民ができることは、日本のビルケンシュトックのお店に希望を出すということです。
わかりました。
家族と友達全員、各自近隣のビルケンシュトックに行って「リズモアが欲しい」と言ってもらうことにします。
あなたももし復活を切望するものがあれば、是非お店で店員さんに訴えかけてみて下さい。
大勢の声が集まれば、新たな扉が開くかも知れません。
急ぎならプロに他の候補を教えて貰おう
ここまで色々聞いた挙句、会話の終盤で「キレイ目なシリーズがもう無いのか…」とつい心の声を発してしまったんですよね。
そしたら店員さんが気を利かせて、ソーンダースを勧めてくれました。
ソーンダースは女性向けの、紐のあるシンプルなこの革靴です。
リズモアやティッケルと似ている雰囲気ですが、こちらは廃盤予定は無いそう。
もし急ぎで必要なら、ソーンダースであれば合うサイズをすぐ用意できると提案してくれました。
いつも思うけど、ビルケンシュトックの店員さんって調べ物が早い!
復活を待てない状況でもビルケンシュトックの快適さを諦めたくないという場合は、やっぱりプロに相談するのが一番ですね。
似たような系統で他に候補になるものはどれか、店員さんならすぐ教えてくれます。
しかも在庫の有無のチェックも超早い。
1人で悩んでいるより店員さんに相談する方が、圧倒的に事がスムーズに進みますよ。
さて、私がおすすめされたソーンダースですが、確かにデザインもボテッとしすぎず綺麗。
革の感じも程よい光沢感で落ち着いた印象の靴です。
私服だったらパンツ・スカートどちらも合わせられるし、大人っぽい服装でもしっくりくると思いました。
しかし私が今回探していたのは、子供の入学式や面接で使える靴。
黒色ならパンツスーツには合いそうですが、スカートタイプのスーツだとどうかな~。
へんてこりんコーデにはならないだろうけど、理想はもうちょっと足の甲が見えて欲しいんですよね。
まだこれからスーツを探す段階(太ったので新調せざるを得なくなった)なので、スーツをパンツタイプに固定するには早いと判断。
ソーンダースはキレイ目ビルケンシュトックの候補の1つとして、ひとまず考えさせてもらうことにしました。
もし女性ものでスーツの場面に限らずキレイ目な服装に合わせる靴を探しているのであれば、ソーンダースはかなりおすすめです。
店員さん直々に勧めてくれたものなので、間違いありません。
シンプルなデザインなので、コーディネートを選ばず使いやすいと思いますよ♪
まとめ
ビルケンシュトックの廃盤と復活について、店員さんから聞いた情報をお伝えしました。
狙っていたリズモアが廃盤になるとわかった時はガックリでしたが、復活の可能性もあるとのことで少し安心しました。
日本側から頼んで作ってもらっていたという流れがあるからこその、可能性ですね。
でも復活するとしても、少し先の話になります。
もし急ぎで探している場合は、ビルケンシュトックの店員さんに相談してみましょう。
あなたにぴったりな一足を、きっと提案してくれるはずですよ。