私はビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)が好きで、サンダルや靴を何足か持っています。
履き心地がとても良くて気に入っているんですが、1つだけ気になることがあるんですよね。
それは、「素足で履くとオナラのような音がなる」という点。
夏に、サンダルやサボを素足で履いて歩くと、空気が抜けるような「プップッ」って音が出ちゃうんです。
人が多い場所でこの音が盛大に鳴ると、とっても恥ずかしい!!
今回、そのオナラ音問題を解決する方法を見つけたので、ご紹介します。
ビルケンシュトックの音が鳴る原因
今までの人生、素足でいろんなサンダルを履いてきましたが、明快にオナラ音が鳴るのはビルケンシュトックのみ。
具体的に言うと、この3足です。
アリゾナ(Arizona)
・ボストン(Boston)
その他にもビルケンシュトックの靴をいくつか持っていますが、素足で履くことがほぼ無いせいか、音が気になるのはこの3つだけです。
それにしても、なぜビルケンシュトックを履くと変な音が出ちゃうんでしょう?
歩く時に空気が入るから
私の足の形は幅広で甲高ですが、それ以外は特徴的な部分はなく平均的な足だと思っています。
靴を買う際に試着する時も、店員さんから足の形などについて何か言われたこともありません。
今回は、そんな私の足でビルケンシュトックのサンダルを履いて実際にどのような仕組みで音が出るのかを研究してみました。
その結果どうやら、歩く際に足が持ち上がったタイミングで、インソールと足の裏側の間に空気が入り、その空気が足を踏みしめる時に抜けて音が鳴るよう。
ビルケンシュトックのインソールは独特な形状ででこぼこが多いため、空気が溜まりやすいみたいです。
私の足で音がよく鳴る箇所は、土踏まずのあたりと足裏中央のくぼんだあたり。
ちなみに私は、靴下を履いている時はオナラ音は全く出ません。
これは、
- 靴下を履くと厚みがでるからインソール間に隙間ができにくい
- 素足よりは靴下が空気を吸い込む?
といった理由があるのではないかと考えました。
音が出るのは個人差がある
私は音がとても気になったので、以前ビルケンシュトックのお店で店員さんに相談したことがあるんです。
履いて歩くと、空気が抜けるような音がするんですけど…それが普通なんですかね?
音ですか?
僕はそこまで気にしたことが無いんですけど、歩き方などによって鳴る人もいるかもしれませんねぇ。
といった感じで、店員さんは音についてさほど気にしてない様子。
私はこの反応から、全ての人がオナラ音に悩まされているという訳ではないことを感じ取りました。
私が編み出したオナラ音の対処法
万人の問題でないとしても、私はとても悩んでいるのです!
この際、きっちり解決しないと気が済みません。
そこで家で色々実験してみて、オナラ音を軽減または無くす方法を見つけました。
絆創膏(ばんそうこう)を貼るだけ
足裏の空気の流れを変えれば良いのでは?と思ったので、まずは足裏の空間に何か付け足すことを考えました。
そこで殆どの自宅にある物を使った、簡単な方法から。
怪我をした時に使う、絆創膏を使います。
絆創膏の種類は、昔からあって最もオーソドックスなタイプのもの。
100均でも入手できるので、コスパ最高です。
素足に貼る
では実際にどんな風に使うかというと…。
実際に自分の足裏で空気がたまる箇所(音がなる部位)を見つけて、そこに絆創膏を貼ります。
歩いた時のインソール間での空気の流れを変えることで、オナラ音が鳴りにくくなりますよ。
ただし、足裏に薄いクッションを貼り付けたような違和感を感じるかも知れません。
でもそれは音が鳴らないのに比べたら、大したことないと割り切って(笑)。
インソール側に貼る
素足に絆創膏を貼ると、外出先でサンダルを脱いで足裏が見えた際に恥ずかしいのがネック。
そんな時は、サンダル側に貼ってみるのもアリです。
テーピング用のテープも貼ってみましたが、薄過ぎて効果無し。
部分的に靴内に貼るクッション効果のあるジェルパッドも貼ってみましたが、ボコッと厚みがありすぎで却下です。
ツボ押しされてるようで気になってしまう。
ま、居酒屋で脱いだサンダルを見られたら、それもなんか恥ずかしいけど…
さて、サンダルに絆創膏を貼る際の注意点としては、インソールの素材がコルクタイプのものだと、剥がした際に絆創膏の粘着剤が残りやすいということです。
素足に絆創膏を貼っている場合はお風呂などのタイミングで剥がしますよね。
でもサンダルに貼った時は、帰宅して脱いでそのまま貼りっぱなしになることが多いと思います。
長期間貼りっぱなしだと粘着剤が綺麗に取れなくなって、剥がしてもベタつきが残る可能性がありますので、こまめに張り替えるようにしましょう。
さて、ここまでご紹介した方法は、簡単ですぐにできるものでした。
でも私はこれだと音が鳴りにくくはなるんですが、歩き方がちょっと変わると時々音が出てしまうことがあって、完全とはいえなかったんです。
そこで次に紹介するアイテムに頼ることにしました。
見た目もお洒落な部分ソックスを着用
靴下を履けば音は出ない。
しかし、夏場に靴下を履いてサンダルを履くのは暑苦しいし、ちょっと嫌だなぁ。
ということで、その中間をとってサンダル用などの部分的なソックスを履いてみたんです。
そしたら大成功!
インソールとの間の一部分に靴下がくるので、素足の時のインソールの履き心地とは変わってしまいますが、音はほぼ出なくなります。
しかもつま先まで覆われていないので、見た目もわりと涼しげ。
これから詳しく説明しますね。
サンダル用ソックス
靴下屋などの靴下専門店では、サンダル用のソックスを販売しています。
サンダル用のソックスというのは、足指部分が開いていて足の一部だけを覆うデザインになっているんです。
レディース用・メンズ用共に展開されているので、サイズをよく確認して選んで下さいね。
その中でも私がおすすめなのは、このように足首~かかとの部分を覆うタイプのもの。
このタイプは冷え取り用として販売されていることも多いです。
私が履いているのは、この靴下屋のかかとタイプのレディース向けソックスですが↓
男女兼用として販売されている、かかとタイプソックスもあります↓
それに対し、サンダルの鼻緒の部分の痛みを軽減するような、トング用のソックスもあります。
こちらでも音は鳴らなくなります。
でもこのデザインのソックスは、足の甲周りに厚みが出ることも。
そうするとサンダルがきつく感じて調整が必要になるので、なるべく薄手のものを選ぶのがおすすめです。
私が履いているようなトングタイプはこちらから↓
『足首~かかと部分のタイプ』と『トング用のタイプ』、持っているサンダルのデザインや、好みに合わせて選んで下さいね。
洋服との合わせ方は意外と簡単
サンダル用ソックスなんて普段履かないから、履きこなせるか心配…というあなたに朗報です。
意外とどんな服装でも合いますよ。
女性の私目線での話になりますが、スカート・ワイドパンツ・スキニー・ストレートデニムなど、大抵の服装に合います。
男性のパンツスタイルにも、わりと自然に合うと思いますよ。
あまりソックスを見せたくないというのであれば、かかとぐらいまである丈(一般的な裾(すそ)丈)のワイドパンツに合わせればOK。
立っている時にはソックスを裾が隠してくれるので、気になりません。
色は濃い色かグレーがおすすめ
私が実際に持っているソックスの色は、茶色とグレーとグリーンです。
実は靴下屋さんに買いに行った際、色の種類が結構あって迷ったんですよね。
店員さんに聞いてみたところ、
カラフルな色か、茶色やグレーがおすすめですよ。
とアドバイスを頂きました。
理由は、「白っぽい色合いは、包帯をしているような印象を与えがち」だからだそう。
確かに白っぽいものは遠目から見ると、かかとや足首用のコルセットやサポーターを装着している感じに見えなくもない…かも。
赤やオレンジ・ブルーなどはインパクトがあるので、指し色にはピッタリだと思います。
黒はメリハリが効いてインパクトがあるので、男性はカッコよく決まりそうですね。
しかし強い色味のソックスは、合わせる服装を選ぶというのが難しいところ。
コーディネートに悩まず毎日でも使いたいという人は、グレーや茶色がおすすめです!
まとめ
ビルケンシュトックの「オナラ音」が出る問題について、解決策をご紹介しました。
絆創膏を使ったやり方は、低予算でできるのでおすすめです。
サンダル用ソックスは購入する手間がかかりますが、履けばそれだけでお洒落の上級者に見えるので、やる価値アリですよ~!
ビルケンシュトックをせっかく買ったのに、音が気になってなかなか履けなかった人は、是非試して下さいね。
ビルケンシュトックは履き心地が良いので、快適に長く使えますよ。
あなたの今後のビルケンシュトックライフが、より一層充実したものとなりますように…♪