私は少女時代、ボクシングにはまってジムに熱心に通いました。
青春の半分くらいはジムで過ごしたと言ってもいいほどです。
その経験から、以前『ボクシンググローブを選ぶ際に、合皮製と本革製のどちらを選んだら良いか』についての記事を書きました。
今回はその続編として、本革製のボクシンググローブならどれがおすすめかをご紹介します。
本革のボクシンググローブと一口で言っても、色んなものが販売されているんですよね~。
迷うと思いますが、せっかく買うならぜひ納得の1つを選んで頂きたい。
そこで今回は、練習用と試合用に分けて、おすすめのボクシンググローブを3つずつご紹介します。
どれも評判が良いものばかりなので、安心して選んで下さいね。
本革グローブ練習用おすすめ3つ
練習用のグローブは、シャドーボクシングやミット打ちで使用します。
ボクシングを始めたらまず必要なのが、この練習用グローブです。
特徴とともに、実際のおすすめをご紹介していきますよ~。
練習用グローブは軽くて指先があいている
練習用で使うグローブの主な特徴は
- 軽くてコンパクト
- 親指(または全て)の指先の部分が開いている
です。
拳の部分に詰まっている綿が少なめなので、グローブ自体の重さが軽いんです。
綿が少ないぶん厚みがなく、ぺたんこになって持ち運びしやすいです。
綿が少ない理由は、パンチを打った時に手に衝撃が伝わりやすいから。
打った感覚がわかりやすいので、正しいパンチが打てているかどうかを確認しやすいんです。
また、親指の先は両手とも開いています。
このほうが親指が使えて、グローブの着脱が楽ですからね。
水分補給も片手はグローブをつけたままで、ペットボトルをしっかり持てるよ。
グローブのデザインによっては、全ての指先があいているタイプもあります。
では実際に、練習用グローブのおすすめをご紹介していきます!
私も愛用した売上げNo.1ウィンディ
ボクシングで有名なメーカーといえば、ウィンディ(WINDY)。
ウィンディは、ボクシングとムエタイ用品を販売しているタイのメーカーです。
日本で最も売れているので、ロゴを目にしたことがある人も多いはず。
私がボクシングをやっていた時も、ジムがこれを貸し出していたので使っていました。
そのウィンディが出している練習用ボクシンググローブが、こちらです↓
このグローブは、手首内側の部分がゴムになっています。
だから着脱は拳をぐいっとグローブに押し込むだけ!
マジックテープ式に比べて簡単だし、すぐはめられる!!
作りもしっかりしていて丈夫なので、長く使えますよ。
クールでかっこいいボディメーカー
見た目のかっこ良さで選ぶなら、ボディメーカーというメーカーのグローブがおすすめ。
デザインはシンプルですが、ゴテゴテしてないのが凛とした強さを感じますよね~↓
定番の黒や赤色以外にも、ライムグリーンという色もあります。
ライムグリーンはパキッとした明るい色合いで、爽やかな印象♪
グローブって練習中に長時間つけているもの。
それがかっこいいものだったら、練習にいっそう気合が入りますよね~。
私も同じジム内にこれを使っている人がいたら、「それどこの?」って思わず話しかけちゃうと思う。
オープンフィンガーのタイプもあり
ボクシングの練習で使うグローブの中には、全ての指先があいている手袋のようなデザインのグローブもあります。
これはオープンフィンガーグローブと言って、拳を握りやすいのが特徴。
一般的なグローブよりも拳が自然に握った形で練習できるので、人気が高まっているんですよ。
そんなオープンフィンガーグローブの中では、こちらがおすすめです↓
価格も3,000円台~と割安で魅力的。
私のジムでも、ミット打ちでミットを持ってくれる先輩がオープンフィンガーのグローブを使ってましたね。
当時はオープンフィンガーを使う人は多くなかったので、「先輩は格が違うから使うグローブも違うんだろうな。カッコいいなぁ。」と思っていました(笑)
なお、ジムによっては使用できないこともあるため、事前にコーチに確認してから買うようにして下さいね。
本革の試合練習用グローブおすすめ3つ
試合や試合練習(スパーリング)で使うグローブというのは、『オンスグローブ』と呼ばれるものです。
一般的にボクシンググローブといったら、想像されるのはこちらのグローブかも知れませんね。
では試合・試合練習用のオンスグローブも特徴からご紹介していきます。
試合用グローブは重くて保護力ばっちり
オンスグローブの特徴は
- 大きくて重い
- 全ての指先を含む、手全体が覆われるデザイン
となっています。
オンスグローブは、試合中に手に怪我をしないために使うものです。
そのため、拳の部分に綿がたっぷり詰まっていてクッション性が高くなっています。
また綿が多く入っているので、練習用のグローブよりも重みがあって大きいです。
グローブの重さは『オンス』という単位で分けられており、8~16オンスのラインナップがありますよ。
オンスの数値が大きいほど重く、グローブも大きくなります。
試合本番では、階級によって決められたオンスのグローブを使います。
試合時は、使うグローブが支給されることが殆どです。
また、試合練習のスパーリングで使うのは、12~16オンスが多いですね。
使う人の筋力や、パンチスピードなどによって重さを選びます。
練習用グローブは親指や全ての指先が外に出ているのに対し、こちらは覆われるデザインとなります。
怪我をしないよう、手全体がグローブにしっかり包まれるようになっているんですよ。
では、これからおすすめのオンスグローブを紹介していくのですが、誤解しないように注意があります。
これから紹介するオンスグローブは、試合本番では使いません。
個人所有のオンスグローブは、主に試合練習の本格的なスパーリングで使います。
先程も少し触れましたが、試合本番では使うグローブが決まっていて支給されるからです。
そのため、これから見ていくオンスグローブは、練習中に使うものだと考えて選んで下さいね。
試合で公認のウイニングなら間違いない
ウイニングはスポーツ界で超有名な、グローブの国内メーカーです。
品質の高さも、使い心地もバッチリ。
どれにするか迷ったら、これを選べば間違いなし!
そんなウイニングが出しているオンスグローブは、こちらです↓
これはマジックテープ式なので、紐のものよりは着脱が楽に、短時間でできます。
国内のボクシングの試合では、支給されるウイニングのグローブを使用するのが決まりなんです。
普段の練習でも同じメーカーの物で使い心地に慣れていれば、安心感がありますよね。
カラー・デザインの豊富さならツインズ
ボクシンググローブといえば赤、黒、白、青色が多いですよね。
でもツインズ(Twins)はカラーや柄のバリエーションが、すっごく豊富なんです↓
紫や黄色など、ボクシンググローブではあまり見かけない色もあります。
他の人と被りにくい色を選べば、ジム内でも自分のグローブがぱっとわかって良いですよ~♪
他の人と違う色を持ってると、お洒落だなって思う!
柄のバリエーションはスカルや、細かいドット地に大きなロゴなど。
どれも存在感があって、注目の的になれますよ。
スパーリングで相手がこんな柄のグローブをつけて出てきたら、それだけで圧倒されてしまうなぁ…。
カラーで選ぶなら楽天かヤフー、目を引くような柄をお探しならアマゾンでの購入がおすすめですよ。
値段で決めるならワールドチャンプ
今までに登場したウイニングやツインズは、1万円台~の価格となっています。
しかしこちらのワールドチャンプというメーカーのグローブなら、約5,000円~で買えちゃうんです。
本革製でこの値段は、お財布にかなり嬉しいですよね。
安いといっても、質が悪いわけじゃないのでご安心下さい。
カラーバリエーションもツートーンなどがあり、センスが良い人っぽくて素敵♪
口コミでは『少し中が小さめ』という意見もあるので、手の大きめな男性などはサイズ感に注意して下さいね。
ただ、中が多少きつくても、使っているうちに少しずつフィットしてくるようです。
オンスグローブは買う前にジムに確認を
今までの話の中でも触れましたが、オンスグローブは本格的なスパーリングの時に使う物です。
なので、ボクシングを始めて間もない頃は出番がありません。
だから焦って買わずに、ある程度ボクシング経験を積んでから買いましょう。
ボクシングをやっている間に、自分のスタイルが決まってきます。
そうなってから、自分に合う重さやデザインのオンスグローブを選ぶようにして下さい。
欲しいと思っているグローブが自分に合っているか、通っているジムのコーチに相談できると安心ですね。
また、ジムによっては安全性を重視しているなどの理由で、使えるオンスが決まっているところもあります。
そのジムの方向性というものがありますからね。
そういったことからも、ジムに一度確認してからオンスグローブをポチっとしましょう。
まとめ
本革のボクシンググローブのおすすめを、練習用、試合練習(スパーリング)用の2種類にわけてご紹介しました。
どれも沢山練習に使える質の良さで、しかも使いやすいものばかりです。
ボクシンググローブは練習で毎回手にするものなので、お気に入りのものを選んで下さいね。
自分だけのグローブって愛着がわいて、すごく良いものですよ♪
それではあなたの楽しいボクシングライフを、応援しています!