雑誌で紹介されているのを見て、ずっと気になっていたダンスコ(DANSKO)のプロフェッショナル。
なかなかじっくり試着する機会がなく、エイヤッ!とサイズを見切り発車でネット通販で購入したんです。
しかし、見事にサイズ選びを失敗しました。
そしてサイズ違いでもう1足買う羽目に・・・。
今回はそんな失敗談をふまえ、ダンスコのプロフェッショナルのサイズの選び方について、お話ししたいと思います。
ダンスコのサイズ選びのポイント
ダンスコのプロフェッショナルというのは、こちら。
靴紐がなくてころんとしたデザインの靴です。
一見スリッポンのようにも思えますが、ヒールがあるのでカジュアルすぎないシルエットになります。
ヒールの厚底で足がすらっとみえるけど、パンプスよりも楽に履けちゃうダンスコ。
1度履いたらその楽さに感動して、他の靴は履きたくなくなってしまう人もいるほどです。
しかしその独特なデザインゆえ、サイズ選びが通常の靴とは異なります。
通常の靴であれば、足を入れてぴったりならOKですよね。
でもダンスコは違うんです。
ダンスコは、足の甲やかかとでサイズ感をみるんですよ。
ダンスコのプロフェッショナルのサイズの選び方は、公式サイトやネットでも見つけることができます。
簡単にまとめると、以下のようになっています。
②足の甲に当たる部分(履き口)の、フィット感がちょうど良いものを選ぶ
③かかとの部分は、指が1本入るくらいの空間の余裕が必要
④足の指が、靴の中で自由に動かせるサイズのものにする
足の甲のフィット感を考慮するというのは、いつも履いているスニーカーや革靴では経験が無かったので、正直イメージが湧きませんでした。
かかとの部分も、指1本分も隙間があって果たして歩きやすいのか?と疑問だったんです。
私は普段の靴のサイズは23.5~24.0なので、ダンスコのサイズ表だと36か37。
ダンスコはデザイン的にゆったりしていそうだったので、ぶかぶかになっては困ると36に決めました。
しかし、それが失敗の始まりだったのです・・・。
サイズ36は私には小さかった
結論から申しますと、ダンスコの36は私には小さかったんです。
そして、結局もう1サイズ大きい37を買うことに。
その流れの一部始終を、お話しします。
ぴったりだけど夕方には窮屈になる
36のサイズのダンスコは、甲のフィット感はぴったりでした。
かかとは指1本の余裕はありませんでしたが、足を詰め込まなくても入ったので良しとしたんです。
履いた第一印象は、「全体的に足にぴったりしていて、ちょうど良さそう」でした。
ところが、履いて少し時間が経ってきたころに異変を感じたんです。
右足がちょっと痛いな・・・
私はもともと右足の小指の付け根あたりが出っ張っていて、靴擦れを起こしやすいんです。
そこが今回も痛くなってきました。
おそるおそる靴と靴下を脱いでみると、やっぱり赤くなっていました。
それに夕方になって足がむくんでくると、足の甲がちょっときつく感じるように。
革靴なのでそのうち革が伸びてくるかと思っていたんですが、小指の付け根の傷みもあり、履くのを断念しました。
新たな37はぶかぶかなのに超快適
サイズ選びに失敗し、36ではサイズが小さかったというのを認めるのに2日位かかりました。
このままダンスコの良さを知らずに終わってしまうのはもったいないので、思い切って37のサイズを再注文。
届いた新たなダンスコを履いて、その違いに驚きました。
37は思ったよりもぶかぶかだったんです。
でも、公式サイトで案内されていたようにかかとには指1本分の余裕があります。
甲は少しゆるいのですが、歩行の際に困ることはありません。
足の指も、靴の中で全く締め付けられていません。
どこもきつくないし、むしろ何も知らずに試着したら「ゆるすぎます」とサイズ交換を申し出てしまいそうな履き心地でした。
なのに、歩いてみるとあら不思議。
超快適なんですよ。
なんで脱げたり、ぶかぶかで疲れたりしないのかと不思議だらけですが、これだけは言っておきます。
「ダンスコのサイズは大きいと思えるくらいが丁度良い。」
洋服店などの、ダンスコの取り扱いがある店で試着する時は、対応してくれるのがダンスコに詳しい店員さんじゃない場合もあります。
そんな時に、自己判断でぴったりのサイズを選ばないように気を付けて下さいね。
履いた写真でサイズ感の違いを比較
36と37のダンスコを履き比べてみたので、どのあたりが違うのかをサイズ選びの参考にして下さいね。
ちなみにどのサイズでも個体差はあるものなので、あくまで『私の手元にある36と37の比較』ということでお考え下さいませ。
まずは、縦の長さの違いはこんな感じです。
それぞれがどちらのサイズかわかりやすいよう、マスキングテープを貼っています。
当たり前ですが、37のほうが縦が長いですね。
では36から履いた感じをご紹介。
足を入れる時
履くとこんな感じ
足を入れる時は、ちょっと力を入れて足を滑り込ませないと入りません。
でも、履くと甲はぴったり、そしてかかともぴったり(で余裕がない)。
歩く時のかかとの浮き具合は、これくらいです。
(わかりやすいようにと素足で撮影したものの、綺麗じゃなくて後悔してます、スミマセン。)
かかとは引っ掛かることなく外側に出てきますが、靴の内側との空間はほぼゼロです。
続いて37だとどうでしょうか。
足が入った状態
歩く時のかかとの浮き具合
37は、履く時に力を入れずにするっと足が入る、空間の余裕があります。
履いた状態でも、甲の部分に少し余裕があって、少し大きいような気がするくらい。
かかとにも指1本分の余裕があるため、全体的に靴が大きく感じます。
そして、歩いた時のかかとの浮き具合も36のぴったり感に比べると、だいぶゆるゆるです。
1歩歩くごとにスポッとかかとが顔を出すので、慣れないうちは不思議な感覚でした。
最後に、37を履いた状態で上から見るとこんな感じです。
足のくるぶし側も余裕があるんですよね。
こんなぶかぶかで歩きにくいかと思いきや、全然脱げないし走れるし、疲れない。
私の足にはダンスコのサイズ37が合っているようです。
靴は足にぴったりサイズなのが正解、という概念を見事にダンスコは覆してくれました。
今回ご紹介した私のダンスコは、オイルドレザーのブラック色のもの。
通販サイトで買うことができますよ↓
初回に買ったダンスコのサイズが合わなくても、お店によっては交換を無料で行ってくれるところもあるので安心。
(私は実は、友人からの「不要なら36サイズを譲って欲しい」という声があったので、交換せずに37サイズを買い足したんです…)
購入を迷っているのなら、是非この機会に手に入れてみて下さいね!
まとめ
ダンスコのプロフェッショナルの、サイズ選びに失敗したお話でした。
失敗したけど、ダンスコのサイズ選びのポイントが身に染みてわかったので良しとします。
履いた時の空間の余裕は大切ですよ。
後で購入した37のダンスコのプロフェッショナルの履き心地はとても良くて、気に入っています。
次はサンダルかパンプスも履いてみたいなぁと思っている位、ダンスコのファンになりつつあります。
ダンスコの中でもシリーズによってはサイズ感が違うこともありますので、プロフェッショナル以外も購入する際は、サイズの確認を再度行って下さいね。
くれぐれも、私のようにぴったりしすぎて足が窮屈にならないよう、ご注意を。
あなたの足にぴったりのサイズを選んだら、超快適なダンスコが味わえますよ♪