私は幼稚園に入学前の子どもを持つママです。
ママになって痛感していますが、本当に子育てって大変ですよね・・・。
毎日ヘロヘロになって子供を追いかけまわしていますが、趣味の革製品に癒されながら何とかここまで来れました(まだまだ先は長いけれど)。
そんな私が最近、子育てをしながら思っているのは、育児中のママにこそレザーバッグをおすすめしたい!
レザーバッグってコーディネートに1つ加えるだけで品が出て、お疲れママの雰囲気を吹き飛ばしてくれる便利アイテムなんですよ。
でも子育て中は汚れることも多いし、実際のところレザーバッグって使えるの?って思うかも知れませんね。
そんなあなたに、現役ママの視点から見たおすすめの選び方をご紹介します。
レザーバッグを選ぶ際に、ぜひ参考にしてくださいね♪
子育てママのレザーバッグの選び方
これから素材・見た目・機能性・値段の4種類に分けて、合計で11個のポイントを説明していきます。
でも全てをクリアしたバッグじゃないといけない、という訳ではありません。
あなたがレザーバッグを選ぶ際、チェックポイントの参考にしてもらいたいんです。
ご紹介するポイントの中からここだけは!という譲れない点を絞って、あなたが欲しいレザーバッグの理想像を作り上げていってくださいね。
素材はココをチェック
レザーバッグは本革、合皮、また部分的に革が使われているものなど色々あります。
どんな素材が良いのか、またどんな点に気を付けるべきか、早速ご紹介していきますよ♪
本革か合皮かは好みで選んで
本革のバッグは長く使えますが、時々クリームを塗るなどのお手入れが必要になってきます。
でもお手入れが苦じゃない人は、革をじっくりお手入れする時間も息抜きになって良いものですよ。
私はお手入れに集中するひと時を、テレビを見るよりも楽しんでいます。
取っ手やポケット部分などバッグの一部が本革、というデザインのバッグならお手入れも短時間でできるので、本革を使ってみたい初心者にはおすすめです。
合皮のバッグの場合は数年で表面が剥がれてきたり、劣化が目立ってきたりするので長期間は使えませんが、手入れはほぼ不要です。
汚れたら軽く水ぶきして拭き取ればOK。
革のお手入れが不安だという人は、合皮の方が気軽に扱えますよ。
重さは1kgを超えないものを
これはレザーバッグをメインのバッグとして使う場合の話になります。
革素材に限らず、マザーズバッグ全体で人気があるバッグの重さは、平均500g~600gぐらい。
レザーバッグは特に本革だと重みがあるので、トートバッグなどの大き目なものだと800g~1kgいっていることも。
普通の人でもバッグが1kgを超えると重くて使いにくいと感じるというデータがありますので、1kg以上あるレザーバッグは避けた方が無難です。
子供に必要な荷物ってとても多いから、それを入れるバッグが重いともはや苦行(涙)
なるべく軽いレザーバッグを探すとしたら、一部分が革で、メインがナイロンやポリエステルなどで出来ている中から選ぶのがおすすめです。
ショルダーバッグの場合は、片方の肩にずっと重みがのしかかるので、先程のマザーズバッグの平均500g~600gを超えたらほぼ厳しいと思って良いでしょう。
季節を選ばず使える素材が便利
バッグは年中通して使える方が断然便利ですよね。
そのためにはレザーの素材に注意しましょう。
起毛しているスウェード素材を使っているものは、どちらかというと秋~冬向きの印象があります。
真夏に服にコーデュロイ生地を選ばないのと同じように、スウェードも夏は使いにくいんですよね。
それと、大き目のレザートートバッグで黒一色のデザインのものは、夏には見た目が重すぎることも。
半袖でもアウターを着ていても似合うかどうか、イメージしながら選ぶのがおすすめです。
見た目で気を付けること
次はバッグを選ぶ際、色やデザインなどの見た目のおすすめポイントを説明していきますね。
汚れの目立ちにくい色は黒じゃない
私はママになる前、汚れが目立ちにくいのは黒色だと思っていました。
しかし、子育てをする間にその考えが間違っていたことに気付きました。
- 乳幼児の頃はよだれや吐き戻しの汚れ
⇒乾くと白っぽくなる - 離乳食、普通の食事の頃はケチャップやソース、またクレヨンなどの汚れる遊びもするように
⇒色の濃い汚れが落ちにくい
というように、子供の成長時期によって汚れの種類って違ってくるんですよ!
革が黒色では白っぽい汚れが目立つし、だからといって白っぽい色では外ランチでの飛び散るミートソースが気になって、パスタを食べさせる気になれない…
そこでたどり着いたのは、「グレー」「ベージュ」色。
これらは白い汚れも色付きの汚れも、拭いてちょっとぐらい残ってしまってもごまかせる便利な色合いです(笑)。
しかも革バッグで展開されていることが多い色味なので、探しやすいですよ~。
基本的な注意点ですが、本革は水のシミができやすいので、汚れたらなるべく早めに拭くようにして下さい。
それと基本的にシミが目立ちにくいのは黒をはじめとした濃い色なので、お子さんの汚れの種類も考えつつ、色選びをして下さいね。
男性も使いやすいシンプルなデザインを
普段はママが持つことが多いバッグも、休日はパパが分担して持ってくれることが多いですよね。
その時に、あまり女性らしい刺繍とかキャラクターとかのデザインが入っているとパパが嫌がることもあります。
家族みんなでのお出掛けならまだしも、パパが子守りを引き受けてくれてママ無しで外出している間、ガーリーなバッグだとパパがちょっとかわいそう・・・。
パパにいつもの用品が入っているバッグをポンと渡せるように、なるべくデザインがシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
バッグにつく傷はこう考えよう
子供との生活は、思いっきり走りまわったり、ぐずる子供をわしづかみにして連れて行くような力仕事があったりと、なりふり構わず動かなきゃならないことが多いですよね。
そのせいで、気付くと持ち物に傷がついていることもしばしば。
レザーバッグが合皮製の場合、傷がつくとそこからひび割れてきて劣化していきます。
そうなると修復は簡単にはできないので、ボロボロになるまで使い倒そう!という気持ちで愛用するようにしましょう。
それに対してバッグが本革製の場合、傷がついてもお手入れすればそこから劣化することはありません。
むしろ使い込んだ革の、1つの味わいとして残っていきます。
いつ出来た傷なのかわかっていれば、バッグを見返す度にその時の思い出が蘇ってきてしみじみ。
傷は嫌だという人は、革の表面がつるんとしているものは避けて、少しシワ模様があるデザインの革のバッグを選ぶと傷が目立ちにくいですよ♪
機能性はやっぱり重要
今まではレザーとしての注意点を含めた選び方を説明してきましたが、この後は一般的なママバッグとも共通する機能性のポイントをお話ししていきますね。
絶対リュックかストラップ付き
子供と一緒の時は、両手があけておける方が便利です。
そうなると
- リュックタイプ
- ショルダーストラップ付きのバッグ
が絶対に使いやすいです!
特にショルダーストラップ付きのトートバッグは、子供が抱っこ紐常備の頃はとても便利。
リュックも良いんですが、おんぶで抱っこ紐を使うことがある人は背負えないので、その時だけ別のバッグを使うことになります。
それに比べてストラップ付きのバッグなら手持ち・肩掛け・斜め掛けと色んなスタイルに対応できるので使いやすいですよ。
ショルダーストラップが取り外せるタイプだと、1人でのお出掛けの時は手持ちスタイルで・・・などと変化もつけられてなお良し。
容量は持ち物に応じて
カバンに入れたい物が入りきらない時ってイライラしますよね。
子供のお世話に必要な物は置いていけないから、入らないと途方に暮れます・・・。
メインのバッグとして使うならば、普段持ち歩くオムツや着替え、水のマグやミルク用品やおやつなどがしっかり入る容量の物を選びましょう。
小さめサイズのレザーバッグをサブバッグとして持つという場合は、小さすぎるサイズを選ばないように注意が必要です。
カギ、ハンカチ、ティッシュ、スマホが入ればOK・・・と思っていても、子供はふいに拾った石や草花を手渡してきたり、おやつの食べかけを渡してきたりしますよ。
そんな時にささっとサブバッグに放り込める(石や草は迷いますが)スペースの余裕があると、何かと使いやすいと思います。
ポケットが多いと小物が迷子知らず
基本的に、子供はあんまり待ってくれません。
うちの子は、外で鼻水が出た時、すかさずティッシュで拭き取らないと逃げて行きます。
玄関の前でカギを取り出すのにモタモタしているだけで「早く~!」と催促してきます。
どんな時でも小物をスピーディーに取り出せるには、やはりポケットで仕分けされていることが重要ですよね。
ママバッグとして人気のある海外ブランドのトートバッグを使ったことがあるのですが、ポケットが内側に1つしかなくて使いにくく、結局押し入れにしまったまま・・・。
そんな私が今思うのは、最低でも外ポケットが1つと、内側はなるべく多くのポケットがあった方が便利だということです。
いくらお洒落なデザインでも、使いにくければ出番が減って勿体ない!
チャックがあればより安心
元気いっぱいの子供の相手をするママは、いつだってスポーティーに動けることが重要です。
- 子供が急に走り出して追いかける
- 公園で一緒に滑り台を滑ったり、遊具に振り回されたりする
- 抱っこしてと言われてしゃがむ
などの動きでバッグも大きな揺れが加わったり、しゃがんだりするタイミングで物の出し入れ口が横~下向きになることもあるんです。
そんな時にポロっとお財布や家の鍵を落として気付かなかったら大変!
だからバッグにチャックがついていると、しっかりガードしてくれて安心です。
値段は高価すぎないものを
最後に、バッグのお値段の話をしておきますね。
子供と一緒に出掛ける時は、何かと荷物が多いもの。
おむつや着替えなどが入ったカバンはベビーカーに置きっぱなしで、貴重品だけ身に付けてその場を離れるタイミングもあります。
そんな時、高級なカバンを置きっぱなしにはできないですよね。
また、公園や外の施設に行った時はカバンを土埃のついたベンチや床に置くこともあるので、大金をはたいて買ったカバンだと汚れや傷が気になって仕方がないと思います。
だからあまり高価なバッグじゃないほうが、気楽に使えるのでおすすめですよ。
まとめ
レザーバッグを選ぶ際のポイントを素材、見た目、機能性、値段の4つの項目に分けてご紹介しました。
これら11点の条件を全てクリアするバッグを探すのは大変かも知れません。
だからあなたの大事だと思うポイントを優先的に考えて、あなたにとって使いやすいものを探してみて下さいね。
私は肩こりが酷いので、バッグの軽さは選ぶ際の第一条件にしています。
それと自転車移動が多いので、道中の揺れで物が落ちないようにチャックも必須です。
こんな感じであなたも普段の生活スタイルと照らし合わせてみると、欲しいバッグが絞られてきますよ。
毎日の育児、本当にお疲れ様です。
イライラすることもあると思いますが、使いやすいお気に入りのバッグで笑顔になって、頑張りましょう!
今日も気を付けていってらっしゃい♪