土屋鞄製造所(つちやかばんせいぞうしょ)で時々発売される「レザーエコトート」。
記憶が曖昧ですが、確か2018年頃に入手した気がします。
革のバッグといっても珍しいスエード製で、とっても触り心地が良いんですよ~♪
今回は、そのレザーエコトートについてレビューをします~!
土屋鞄製造所のレザーエコトートとは
不定期に限定で発売されている。
【色】発売時期により異なる。過去の例として黒・ネイビー・ピンク・オリーブ・マスタードなど。
【ポケット】無し→最新のものは内ポケット有り
【その他】収納用ストラップ付き
「レザーエコトート」は土屋鞄製造所というブランドで不定期に販売されている、革のトートバッグです。
ピッグスエード(豚の起毛革)で出来ており、軽くて柔らかいので色んな用途に使いやすいんですよ。
私が持っているのは、現在は販売されていないピンク色。
ローズ色っぽい落ち着いたピンク色で、とても気に入ってます。
色は販売時期によって変わりますが、今のところ基本的な仕様やサイズは同じようです。⇒最近は内側にポケットが付いたり、肩掛けショルダーがついたタイプも発売されたりしています。
是非公式サイト↓もチェックしてみて下さいね!
見た目について
それではレビュー開始です。
まずは、見た目に関することから話していきますね。
まずは気になる所=『ちょっと残念』だと思っている部分からです。
気になる所:夏は起毛が少し暑苦しい
外見について、不満はほぼありません!
しいて言うなら、『真夏はちょっとだけ起毛感が気になるかも?』という点。
洋服でも、コーデュロイとかベロアのような起毛した生地って、夏物にはほぼ無いですよね。
起毛していると、暖かく感じるからねぇ。
スエード素材もそれと同様で、夏は少し暑苦しく感じてコーディネートに合わせづらいかも知れません。
まぁでも、ファーみたいに毛足が極端に長い訳じゃないので、夏にこのバッグを使っててもそこまで気にはならないと思います。
良い所:他人と被らなくて大満足
外見で気に入っている所は、なんてったって他の人と被りにくいこと。
革のバッグっていうのは、とーっても沢山出回っていて使っている人も多いです。
でも大抵のものは、起毛してないつるんとした表面ですよね。
それに対して、このバッグはすべすべスエードですよ!!
しかも本革です。
トートバッグの表面を見ると毛穴がきちんとあるので、本革だってすぐわかります。
表面はこんな感じ
もっとアップにすると毛穴がわかる
こういうスエード調の本革バッグを持っている人って、あまり見かけませんよね。
持ち歩いてたら、注目を浴びること間違いなしです。
というわけで、他の革バッグと被らないという点で大満足♪
使い勝手について
次に、実際に使ってみて思ったところを正直に言っちゃいます。
こちらも気になる所から。
気になる所:仕様とマイバッグでの注意
実際に使ってみて、気になる所は2つあります。
細かい仕様についてと、マイバッグとして使う時の注意です。
内ポケットがあればもっと便利
このトートバッグ、外側も内側も至ってシンプルな作りです。
ポケットは一切ありません。
欲を言えば、鍵とかリップを入れられるような小さいポケットが欲しいなぁと私は思っています。
まぁでも、このトートバッグは近所の散歩や移動とか、ちょっとした買い物に使うことを想定しているんでしょう。
荷物をいっぱい詰め込むメインのバッグではないなら、小分けのためのポケットは必須ではないかも知れないですね。
買い物用マイバッグには向かない
先程話したように、このトートバッグはポケットがなくてシンプルなデザイン。
「これはお洒落な買い物用のマイバッグとして大活躍かも?!」と心を躍らせてはみたんですが、実際にはちょっと違いました。
中に入れられる荷物の大きさとしてはA4サイズまで入りますが、マチは最大8.5cm(公式サイトより)。
なので、容量としてはそこまで多くはないです。
スーパーに買い物に行くとつい買い込んでしまう私は、このバッグだけではあふれてしまいます。
食パンは素手で持ち帰りました。
しかし内側はこのようにナイロン生地なので↓
汚れはつきにくそうで、マイバッグとしては良い感じなんですけどね。
買う物が少量で、余計な物を買わない人ならこのトートバッグでいけるでしょう。
クルクル巻いて収納できるのは、考えられてるなぁと感動。
しかしバッグ自体が厚手なので、サブとしてメインバッグの中にしまっておくには若干かさばります。
でも出先で荷物が増えた時に、さりげなく本革スエードのバッグをサブで出すって超カッコいいと私は思うので、なんとか詰め込んで使ってます。
良い所:触感と日常での使いやすさ
お待たせしました、次は使い勝手で良い所の発表です!
触り心地の良さと、普段の生活で気軽に使えるという2点です。
手触りがなんといっても気持ち良い!
このトートバッグで私が最も気に入っている点は、手触りの良さについてです。
見て下さい。
表側は持ち手までぜーんぶピッグスエードという、この豪華さ。
バッグの表面は持って歩く間に撫で回せませんが、この持ち手は常にニギニギして起毛感を味わえます。
起毛といっても『フサフサのサラサラ~』ではなく、しっとり感があるんですよ。
冬場の乾燥した手にも吸い付いてくるような、潤っている革の感じです。
触れていて、なんだか落ち着く気持ちになるんですよねぇ。
この触り心地は、病みつきになります。
いつでも使いたくなる手軽さ
使い勝手で良い所の2つ目は、手軽に使えるという点です。
まず、
- 約190gという軽さ
- A4サイズが入る大きさ
この条件だけで、好きな物をポンポン入れて持ち運べるなぁと想像できますよね。
でもこのトートバッグの実力は、それだけじゃない。
なんと『傷が目立ちにくい』んです!!
私は2018年頃に購入してから結構使ってますが、現在の表面はこの通り↓
傷はあるんだかないんだか、よくわからないですよね(笑)
折りたたんだ時についたシワや、小傷が混じってます。
それに使っている間に触れて毛の流れが変わるので、毎回違う表情を見せてくれるように感じています。
私は自転車のカゴに適当に置いたり結構がさつに使っているのですが、それでも目立つ傷は無いです。
革バッグって最初に傷付いた時はショックだし、使いながらも傷つけてないか気になるもの。
それに比べると、このトートバッグは傷を気にしなくて良いので気が楽です。
だから、いつでもどこでも使えちゃうんですよ~!
持ち手の長さはギリギリ肩掛け可な人も
ここまで良い点と気になる点を話してきましたが、ここからは実際に使う際のオマケ情報2つをお話しします。
まず、持ち手の長さについてです。
※ここから出てくる画像は身長155cm・ちょっとふっくら体型の女性なので、それをふまえてご覧下さい。
まず、腕が太めな私の二の腕&肩だと、肩掛けはギリギリいけます。
でもトップスが春~秋の薄めなものが限界。
アウターを着ていたり、厚手のトレーナーやセーターだと持ち手が肩まで入りません。
男性でも、華奢な方は服装によってはいけるかも知れませんね。
そして、腕にかける分には余裕があります。
手さげにすると、私だとこんな感じの長さ感になります。
地面まではまだ全然余裕があるので、擦らずにノンストレスで使えます。
まぁ、肩掛けまでできたら嬉しいですが、普段の使い方としては腕にかけるか手さげが殆どですよね。
それなら、ほぼ全員の体型で問題なく使えると思います。
収納用ストラップは別用途でも使える
オマケ情報の2つ目は、収納用ストラップについてです。
実は収納用のストラップ、クルクルしたバッグを留める役目以外にも使えちゃいます。
あくまで私のやり方なので、批判は受け付けておりません。
私はどうやって何に使っているのかというと…
バッグの口が開かないように、閉じるために使っているのです!
自転車のカゴに乗せる時とか、電車で座って膝に乗せた時とか、バッグの中身が見えすぎるのが嫌だなって時があるじゃないですか。
防犯の面からしてもね。
そういう時に、このストラップで持ち手をグルグル巻いておけば大丈夫。
素材上すべりにくいため、そのままでもほどけにくいです。
しっかり巻きつけたい時は、ストラップの最後の先を、結ぶようにグルグルの中に入れ込んでしまえば完璧。
更には最上級に中身をガードしようと思ったら、こうやって
持ち手を両方とも巻くという技もあります。
ぜひお試しあれ。
自分なりにアレンジして使ってみるのも楽しいですよ~
まとめ
土屋鞄製造所の「レザーエコトート」のレビューでした。
他の人と被りにくい本革のスエードのトートバッグは、持っていて絶対自慢できますよ。
細かい仕様などちょっとだけ気になる点はあるものの、それ以上に使い道は多いと思います。
持っていて損はないこのレザーエコトート、自分用だけでなくプレゼントにもおすすめです!